試験に落ちた時に考えること(私も何回も落ちました)
こんにちは。
株式会社SEEHOの石動です。
公認会計士試験の第Ⅱ回短答式試験を受けた方はお疲れ様でした。
専門学校の模範解答も公表され、自己採点を終えた方が多いと思います。
合格の可能性が高い方は、おめでとうございます!
8月の論文式試験まではあまり時間がありません。
ただ、租税法と選択科目はほかの科目に比べて分量は多くありませんので、十分間に合う可能性もあります。あきらめずに頑張ってくださいね!
思い通りの結果が出なかった方はたいへん落ち込んでいると思います。
残念ながら努力は実りませんでしたが、あきらめなければきっと大丈夫です。
今回は試験に落ちてしまった方に向けて、記事を書きます。
最初に、私の失敗経験からお話します。
何度も書きましたが、私は特別に頭の良い人間ではありません。
これまでの人生でたくさん失敗してきました。
もちろん、試験でもたくさん失敗してきました。
資格試験では、2007年2月の日商簿記1級に落ちました。
また、2012年7月の司法書士試験に落ちました。
公認会計士試験でも、2013年12月の短答式試験に落ちました。
そして、2回目の受験で上記のすべての試験に合格することができたのです。
真面目に勉強していた人ほど、落ちた時のダメージは大きいですよね。
私も2012年の司法書士試験を終え、帰宅して自己採点をした後は、ショックで1ヶ月くらいテキストを開くことができませんでした。
ですが、あきらめずに取り組めば、合格できる可能性は誰にでもあります。
なるべく早く立ち直りましょう!
今回お伝えしたいのは、試験に落ちた時に何を考えるべきか、ということです。
私は試験に落ちた時、以下のようなことを考えました。
・本当に受験が必要かもう一度よく考える
資格試験を受験することは、テキスト代など費用もかかりますし、勉強するために時間も制約されるので、合格にそれ以上のメリットがなければ続ける意味がありません。
また、本当はもっと他に勉強するべきものがあるかもしれません。
失敗した直後は、軌道修正するチャンスでもあります。
私は以前、公認内部監査人の資格試験を受けて落ちた経験があります。試験直後に考え直した結果、自分のキャリアに必要ない資格であるとの結論に至ったため、以後の受験はやめました。
・再受験する場合は、試験に落ちた原因を詳しく分析する
当然ですが、失敗には必ず原因があります。
実力不足だったのか、運がなかったのか、十分に実力があったのに本番で力を発揮できなかったのか…。
原因は人それぞれです。
ですから、原因を把握したうえで、悪かった部分を修正して再チャレンジする必要があります。
そうでなければ、また同じ失敗を繰り返してしまいます。
これは、学習やビジネスにおいて成長に有用とされているPDCAサイクル(計画、実行、点検、改善のサイクル)の、点検と改善の部分に該当します。
それまでの計画を修正し、合格できるプランを再作成する必要があります。
敗因の分析は、時間をかけて行ったほうがよいでしょう。
分析を経ないまま勉強を再開しても、成長できるとは限らないからです。
なお、参考までに私が上記の試験に落ちた際の原因を記します。
日商簿記1級 → 連結の仕訳を十分に理解していなかった。
司法書士 → 本番前の追い込みが足りなかった。本番で焦った。記述式の演習不足。
公認会計士 短答式 → 目標を低く設定しすぎた。
再受験を決めた受験生の皆さんが、次回は良い結果になることを祈っています!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
後日の記事で書きますが、もともと私は勤勉ではありません。
上記試験に落ちた経験のほか、2007年ごろには公認会計士試験受験のための専門学校に通い、すぐに辞めてしまった経験があります。
そんな私でも、「フラグメンツ学習法」によって数々の難関試験に合格できました。
数々の失敗経験はコンサルタントとしての私の強みだと思っています。
試験に失敗する人や、勉強を継続できない人の気持ちがよくわかるからです。
当社は、あなたに代わって過去問分析・テキスト選定・1日ごとのスケジュール立案だけでなく、実力を発揮するための本番対策を行い、計画の最初から最後まで短期合格をサポートします!
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