独学のメリット・デメリット① 私の独学歴
こんにちは。
株式会社SEEHOの石動です。
最近、独学の方法について質問されることが増えてきました。
そこで、何回かにわたって独学のメリットやデメリットについて書いていきたいと思います。
今回は、私の独学歴について書きます。
実は私は、公認会計士試験に合格した年の7年前に専門学校に通い、受験せずに挫折しています。
最初に公認会計士試験を受験しようとしたのは、新聞記者として働いていた2007年4月でした。
仕事をやめ、専門学校へ通い始めたものの、すぐに講義に出なくなってしまいました。
入学から、わずか3ヶ月ほどでの出来事でした。
振り返ると、講義を受けることが私には合わなかったように思います。
私は小学生のころから授業を聞いていませんでした。
授業中は勉強と関係ないことを考えたり、教科書の授業内容とは違うページを読んだりしていて、通信簿には毎年のように「授業に集中していません」と書かれていました。
大人になってもそれは同じで、講義の内容が頭に入らず、答練の成績も伸びなかったため、やる気が低下しました。
挫折したものの、プロフェッショナルになりたい気持ちは持っていました。
そこで、就職活動をしながら、まずは独学で日商簿記1級(2007年11月)に挑戦すると、なんとか合格することができました。
調子に乗って、今度は働きながら独学で行政書士試験(2008年)に挑戦すると、こちらも問題なく合格することができました。
その後、転職などのために空白期間があったものの、独学での勉強スタイルを徐々に確立し、2013年に司法書士試験に合格することができました。
その頃には、自分が確立した勉強スタイルに自信を持っていました。
そして、自分の勉強方法を「フラグメンツ学習法」と名付けました。
司法書士試験の前から公認会計士試験にチャレンジすることは決めていました。
一般的には、働きながら独学で公認会計士試験に合格するのはほぼ不可能と言われています。①試験範囲が広すぎること、②受験者のほとんどが専門学校に通って受験に専念するため相対的に不利なこと――などが主な理由でしょう。
しかし、私は働きながらの独学こそが私の勉強スタイルであり、「フラグメンツ学習法」のノウハウを生かせば短期間での合格は可能だと確信していました。
そして、自信を持って勉強を始め、およそ一年間の勉強で合格することができました。
今回も読んでいただきありがとうございました。
次回は、私の考える独学のメリットについて書きたいと思います。