受験生必見!難関試験の本試験で、実力どおりの得点を取るための一つのポイント
こんにちは。
株式会社SEEHOの石動です。
次の日曜日は公認会計士試験の第Ⅱ回短答式試験ですね。
私は2013年12月の短答式試験に落ち、昨年5月の第Ⅱ回短答式試験に合格しました。
そして、8月の論文式試験にも合格しました。
論文式試験まで残された時間は少ないですが、租税法と選択科目はほかの科目に比べて分量は多くないと言えるでしょう。
私のように間に合う可能性も十分ありますので、あきらめずに頑張ってくださいね!
今回は、短答式試験が目前に迫っていることもあり、難関試験で実力どおりの得点を取るための一つのポイントについて書きます。
まず、私の失敗経験からお話します。
私は2012年の司法書士試験に落ちました。
結果は、午前択一78点(35問中26問正解、得点率74%)、午後択一81点(35問中28問正解、得点率80%)でした。
午前択一が足切り基準点(84点)を超えられず、その時点で不合格となりました。
後日の記事で書きますが、一番の敗因は実力が足りなかったことです。
ですが、もう一つ得点を伸ばせなかった原因があります。
それは、試験中に焦ってしまったことです。
午前択一は35問、制限時間は120分です。
一問につき、2分30秒で解くことを決めていました。
午前択一の1~3問目は得意としていた憲法です。
ところが、10分かけても1問にも明確な答えを出せなかったため、後回しにしました。
さらに、次に手を付けた刑法と商法・会社法もはっきり答えを出せない問題が続き、気が付けばほとんど解き終わった問題がないまま30分が経過していました。
このとき、2つのことが頭に浮かびました。
「これはやばい」と「焦ってはいけない」です。
焦ったらミスをすることはわかっていましたので、「焦ってはいけない、焦ってはいけない…」と心の中で何度も繰り返しました。
しかし、危機感が勝ったのでしょう。
焦る気持ちを抑えることはできず、得意としていた民法の問題を解くペースが必要以上に上がってしまいました。
振り返ると、2012年の司法書士試験はこの時点で終了したと言えます。
民法で普段はしないようなミスを連発し、足切り基準点を超えられませんでした。
民法以外での失点はそれほど大きくなかったため、十分に挽回は可能でした。
焦ってしまったために、それまでの努力を一瞬で無駄にしてしまいました。
同じように、本試験で焦って失敗した経験をお持ちの方も多いと思います。
今回お伝えしたいのは、どうしたら焦らないかということです。
もちろん正解は一つではなく、色々な方法があると思いますので、私が焦らないためにしている方法をお伝えします。
焦る原因は、不安であったり、恐怖であったり、マイナスの感情が心を支配することにあります。
試験中に不安を感じることは必ずあるでしょう。
わからない問題が出たり、周りの解答スピードが早いと感じたりしたら、不安になりますよね。
ですから、不安に支配されないよう、心の余裕があればいいわけですね。
実は、2012年の試験で会場に向かっていたとき、電車に乗る際に割込みをされてしまい、イライラした感情を持ち込んでしまいました。
そのイライラも焦りにつながったのでしょう。
心の余裕を作るには、どうしたらいいでしょうか?
私の場合は、人に感謝されると気分が良くなり、心に余裕が生まれます。
ですから、自分のために積極的にいいことをすることにしました。
それまでも、気づいたときは電車で妊婦さんに席を譲ったり、落ちているごみを拾ったりしていました。
司法書士試験に一度失敗して以降は、席を譲ってほしそうな人がいないか、道案内をしてほしそうな人がいないか、自分から探すようになりました(笑)
すべて自分のためです。
「いいことをした!」と自分の心を満たし、余裕を保つためです。
2013年の司法書士試験では、会場に向かう電車の中に落ちていたごみを拾って捨てました。
試験開始1時間15分前に到着する予定でしたが、電車を乗り過ごしたり、乗り間違ったりしてしまい、最後は走って遅刻ギリギリのタイミングで会場入りしました。
焦りそうな状況ですが、前年と違い、自分のミスを笑って受け流す余裕が生まれていました。
結果は、午前択一96点(35問中32問正解、得点率91%)、午後択一96点(35問中32問正解、得点率91%)、記述式は44点(得点率63%)で、余裕をもって合格できました。
実力が上がったことが合格できた一番の理由ですが、焦らず落ち着いて受験できたことも、大きなポイントでしょう。
このように、焦りは不合格の大きな原因になりますから、マイナスの感情に支配されないよう、心に余裕を生む方法を確立しておくことをお勧めします。
試験に限らず、スポーツでも仕事でも、普段どおりの実力を発揮するには精神面の充実が必要ですね。
私が趣味にしている格闘技は、「心はホット、頭はクール」という状態が最も力を発揮できると言われることがあります。
「絶対勝つ!(合格する)」という熱い気持ちを保ちながら、ミスをしないよう冷静な判断ができる状態ですね。
5月から8月にかけて難関資格の本試験が相次ぎますが、受験生の皆さんが普段どおりの実力を発揮できることを祈っています!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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