会計士試験挑戦を3ヶ月で挫折してから7年‥再チャレンジで独学・1年で合格した記録~ドキュメント・公認会計士試験第1回~
こんにちは。
株式会社SEEHOの石動です。
今回より、「ドキュメント・公認会計士試験」と題して、私の公認会計士試験の受験経験を時系列で書きます。
1回目は、短答式試験の概要と感想です。
実は、私は合格した年の7年前に専門学校に通い、受験せずに挫折した経験があります。
最初に公認会計士試験を受けようと思ったのは、新聞記者として働いていた2007年2月でした。
取材活動で勉強不足、知識不足を感じており、「プロフェッショナルになりたい!」と思ったことが、一つのきっかけでした。
公認会計士試験は、毎年5月と12月の日曜日にマークシート形式の短答式試験があります。短答式試験の合格者が8月に3日間にわたって行われる記述式の論文式試験を受験でき、11月に最終合格者が発表されます。
受験資格がないため誰でも受験が可能で、受験料は19,500円です。
短答式試験の試験科目は財務会計論(簿記論と財務諸表論)、管理会計論、監査論、企業法です。
論文式試験の試験科目は、会計学(財務会計論と管理会計論)、監査論、企業法、租税法、選択科目(経営学、経済学、民法、統計学から1科目)です。
会計、監査、法律と、求められる知識が多岐にわたるため、試験範囲はかなり広いといえます。
短答式試験の概要は以下のとおりです。
企業法
試験時間:9:30~10:30(60分)
問題数:18問
管理会計論
試験時間:11:30~12:30(60分)
問題数:16問
監査論
試験時間:14:00~15:00(60分)
問題数:18問
財務会計論
試験時間:16:00~18:00(120分)
問題数:26問
短答式試験は、原則として総点数の70%を獲得できれば合格します。
ただし、問題の難易度などに応じて、多少変動することがあります。
また、科目ごとに足切り基準があり、40%に満たない科目がある場合は、総得点が合格基準点を上回っていても不合格となります。
短答式試験に一度合格すると、最大で三回まで、短答式試験を受験せずに論文式試験を受けることができます。
私は2013年12月の短答式試験に落ち、2014年5月に合格しました。
短答式試験はマークシートで部分点がありません。
1問の配点も5点以上なので、ミスが大きく響きます。
論文式試験は解答の過程でも点数が得られる可能性があるため、短答式試験よりも実力が反映されやすいと考えられます。
そのため、論文式試験より短答式試験のほうが、受験時に感じる不安が大きかったです。
管理会計論の制限時間が厳しかったこともあり、2度目の受験でも合格できるか自己採点を終えるまで確信できませんでした。
論文式試験は、終わった瞬間に合格をほぼ確信できました。
公認会計士試験はとても難しく、専門学校に通うことが受験の前提といわれます。
たしかに、市販のテキストは少ないうえ、専門学校で使用する書籍は良質で、授業は理解の大きな助けになります。
ですが、専門学校に通っても合格するとは限りませんし、効率的に勉強すれば、独学での合格も不可能ではありません。
実際に、専門学校に通いながら挫折した私は、のちに1年間の独学で合格しました。
しかし、経験やノウハウがなければ、やはり独学での合格は不可能と言っていいでしょう。
インターネットで検索しても、独学での合格体験談は数例しか見つかりません。
その点、当社はあなたに代わって過去問分析・テキスト選定・1日ごとのスケジュール立案・本番対策を行い、短期合格のノウハウを提供します!
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